小さな水槽の中は小さな地球
コッピーの世界は小さな地球
コッピーは、水草・底砂と一緒にビンに入って販売されることがほとんどです。
それは、コッピーを水草・底砂と一緒に容器に入れておくと、 その中で自然にバイオスフィア(生物圏)を形成するためです。
水草(ウィローモス)の役割
コッピーは動物ですので、生きていくために水中の酸素を吸って二酸化炭素を排出します。
一方水草は植物ですので、光合成を行って二酸化炭素を酸素に変えます。
水草はコッピーが出す二酸化炭素を使って光合成を行い成長し、
コッピーは水草が出す酸素を吸って生きるという
酸素と二酸化炭素を供給し合うサイクルが出来上がっています
そのため他の魚を飼育する場合に必要な、エアポンプが不要なのです。
底砂はバクテリアの宝庫
底砂には、硝化バクテリアが付着しています。
この硝化バクテリアは、コッピーの排泄物を分解してくれるため、 コッピーの排泄物で水が濁りません。
また、コッピーの排泄物は硝化バクテリアが分解した後水草が吸収するため、 最終的に水草の栄養となります。
コッピー、水草、バクテリアは容器の中で小さな世界を作り、共存しているのです。
地球を大切に
私たちの住む「地球」と同様、コッピーの「小さな地球」もバランスが崩れれば自然破壊が起きます。
水草がなくなれば酸素が供給されなくなりコッピーは生きていけませんし、 バクテリアがいなくなればすぐに水が濁り、水草に栄養が行き渡りません。 コッピーがいなくなると水草・バクテリアも死滅します。
自然のバランスが崩れないように、「小さな地球」を大切にしましょう。
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